試作部品加工メーカー

株式会社田中製作所

神奈川県横浜市 マシニング・精密・砂型アルミ鋳物加工の田中製作所

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事業案内

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砂型&金型アルミ鋳物 3次元機械加工

砂型&金型アルミ鋳物 3次元機械加工

アルミ鋳物の機械加工とは

アルミ鋳物にマシニングセンターや旋盤等の加工設備による【仕上げ加工】を行うことを言い、田中製作所ではアルミ鋳物の中でも、自動車重要保安部品に使われる高精度が要求される加工を得意としております。

当社は、支給品の鋳物に機械加工することor素材から機械加工の一括生産のどちらも対応可能です。

砂型アルミ鋳物は、その性質上、機械加工をするにあたって下記のような困りごとが生じることがよくあります。

  • 変形や偏肉があり困っている!
  • ワークを治具からはずした時に寸法誤差が生じる!
  • 位置出しが大変!
  • 同軸度、軸間、位置度、真円度の寸法精度が出ない!
  • 三次元的加工なので精度が出ない!

また、砂型アルミ鋳物の形状が、【複雑】【長い】【薄肉】となると、更に加工が大変になり、上記のような「困りごと」が生じやすくなります。
それに対して田中製作所はどう対応させて頂いているのかを簡単にご案内したいと思います。

01「複雑形状」のアルミ鋳物と「治具」

まず、機械加工を行うには、アルミ鋳物を【加工設備に固定】しなくてはなりません。
これを【チャッキング】と言います。
チャッキングには単純な形状物なら市販の【バイス(万力)】等が使用されます。

しかし、複雑な形状品(弊社では【異形物】と呼んでいます)のチャッキングにはバイスが使用できないため、バイスの代わりに固定するための【治具(ジグ)】と呼ばれる物が不可欠です。

田中製作所は、この【治具】を【社内設計】【社内加工】しており、どんな品物でもチャッキングすることにより、真円度や同芯度等の幾何公差を満足するだけでなく、温度で容易に変わってしまう程の【高精度】(μm=ミクロン単位)な加工を可能としています。

02「薄肉」のアルミ鋳物と「治具」

治具で品物を、やみくもに【強い力】で固定すれば、固定はできますが、【薄肉品】は強い固定する力により【変形】をおこしてしまいます。【高精度品】は特に【変形】による真円度や同芯度等の幾何公差に注意が必要なため、田中製作所では変形が起きにくい治具作成をすることにより、高精度な要求事項に対応させて頂いております

03【長いアルミ鋳物】と【治具】

細長いシャフトをベアリングで保持する様な、【細く長い形状】の例えば高精度アルミハウジングの加工には特に、「そり等」変形に注意が必要です。
長い鋳物は「そり」が出てしまうため、田中製作所では、この「そり」が出にくく且つ同芯度等に注意してチャッキングする治具をスピーディーに作成することにより高精度加工を可能にしております。

以上のように、長年の実績と蓄積された技術力、そして社内一貫加工により、品質はもちろんのこと、短納期にも対応させて頂いております。

精密試作部品工

精密試作部品工

EXAMPLE.01特殊研削加工

特殊研削加工

右図(a)は、φ20位のシャフトの外周に幅4.5位の溝を45°ごとに加工し、その各溝に角度のある面加工をしました。
この加工の最大の特徴は、その角度のある面のシャフトの中心からの公差が±0.01あることです。
治具を工夫することで要求公差を満たしました。

EXAMPLE.02深穴内径の精密加工

深穴内径の精密加工

右図(b)は、端面より290mmの内径φ33に、径精度14μ以内、真円度5μ以内、同芯度40μ以内の加工をしました。
この加工では、短特殊な刃物が必要でしかも短納期でしたが、刃物製作メーカーに依頼せず社内で作成することにより短納期対応を実現しました。

EXAMPLE.03溝加工がある内径の精密加工

溝加工がある内径の精密加工

右図(c)は、φ20位の内径に止まり溝を均等に入れその溝幅に±15μ以内の精度を出し、更に内径の真円度4μ以内、径精度2.0μ以内の加工をしました。
この加工では、内径に抜けてない精度のある溝をどう入れるか、そして溝の入った内径の真円度を出すことに工夫をしました。

サービスパーツ 補用部品

サービスパーツ 補用部品

量産打ち切り後、金型を処分、又は金型があっても、生産数が少ないのに
非常に大変な量産段取りでお困りではありませんか?

弊社は試作だけでなく、【100個~1,000個ロット】の【サービスパーツ(補用部品)】も多くの実績があります。
【中間量専用治具】及び【中間量専用刃具】を社内設計製作することにより、高いQCDパフォーマンスを御提供いたします。